1月25日と2月1日の2回に渡り、手話教室を行いました。聴覚しょうがい者の方が話す(手話)内容を手話通訳者の方に通訳していただくことで、子どもたちは聴覚しょうがい者の方を見ながら、話を理解していきました。
聴覚しょうがいとは何か? どんなことに困っているのか? 困っているところを見かけたらどうしてほしいと思っているのか? 当事者として、「困っていることもあるけど、気配に敏感になったり、映像による記憶力がよかったり、騒音の中でもコミュニケーションができたりといいこともある。」とおっしゃっていました。
子どもたちは、自分の名前や、数字、教科、スポーツなどの手話を教えていただきました。「はじめまして。私は、八上小学校の4年生の〇〇です。好きな教科は〇〇です。好きなスポーツは〇〇です。よろしくお願いします。」と手話で伝えることができるようになりました。出来るようになることが嬉しくて、「こういう時は何て言うんですか?」といくつも質問をしていました。
お二人が手話を使って楽しくお話をされる姿を見て、「手話を使えるようになりたい!」という意欲が高まったようです。休み時間に友だち同士で練習したり、朝から「おはよう!」と手話で表現する子もいて、手話に興味を持った様子を嬉しく思いました。
※子どもたちは読話(口の動きを読みとって、理解する)をしてもらうため、マスクを外しています。声を出すことが合っても、小声で話しています。